相続人に行方不明の方がいる場合 | 【公式】札幌相続遺言相談室・女性司法書士が対応
相続人に行方不明の人がいる場合の相続手続き
遺産を相続するためには、まず戸籍収集によって法定相続人を調査したうえで、相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。
行方のわからない相続人がいる場合は、その相続人の住所を調べるために、被相続人の戸籍からたどって先方の戸籍を取得して住所を調べていきます。なお、この戸籍の収集による調査は、司法書士にご依頼いただくことも可能です。
それでも行方が特定できない場合は、家庭裁判所に不在者財産管理人の選任を申立をします。
この財産管理人が家庭裁判所の許可を得て、不在者の代わりに遺産分割協議に参加することで、遺産分割することができます。
このほか、行方不明の状態が長期間続いている場合は、失踪宣告を受けて、死亡したものとする方法もあります。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
この記事を担当した司法書士

司法書士法人いとう事務所
代表
伊藤 みゆき
- 保有資格
司法書士 相続アドバイザー(上級) 終活カウンセラー
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・生前贈与
- 経歴
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司法書士法人いとう事務所の代表を勤める。15年以上、札幌のみなさまの相続手続・不動産の相続登記・遺言書作成・相続放棄・生前贈与等に関するお手伝いをさせていただいている。上級相続アドバイザーや終活カウンセラーの資格も取得しており、相続手続に関する適切な順序や、どの専門家へ相談するべきかについて的確にアドバイスしている。